反出生主義は優しい思想と主張する理由【生まれないのが一番幸せ?】

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反出生主義は優しい思想と主張する理由【生まれないのが一番幸せ?】
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反出生主義とは、

  • 生まれてきたくなかった
  • 生まれてこない方が良かった
  • 子供は産まない方がいい

という、新たな生命を誕生させることを否定する思想です。

この思想はしばしば冷酷で悲観的な思想、つまりネガティブなイメージを持たれがちです。

しかし、反出生主義者たちはむしろ「子供たちを苦しみから守りたい」という、優しい気持ちからこの思想を主張していると言います。

反出生主義についての詳しい解説は、以下の記事を参照下さい。

目次

反出生主義は優しい思想と主張する理由

反出生主義とは、すべての人間、あるいはすべての生物は生まれるべきではないという思想です。

それがなぜ、優しい思想となるのでしょうか?

苦しみを未然に防ぐための思想

反出生主義は、苦しみを未然に防ぐための思想であるとも主張できます。

例えば、生まれつき病気や障害を抱えた子は、人生の中で多くの苦しみを経験する可能性があります。

また、貧困や紛争などの環境の中で育つ子は、苦しみや悲しみに囲まれた人生を送る可能性があります。

これらの苦しみを未然に防ぐためには、生まれないことが最善であると考えます。

つまり「苦しみを与えないようにしたいという優しい思想」ということになります。

生まれることはメリットよりデメリットの方が大きい

反出生主義は、生まれることはメリットよりデメリットの方が大きいという考えに基づいています。

反出生主義者が主張するデメリットには、以下のようなものが挙げられます。

  • 生きているということは、
    • 必ず死ぬということである。
    • 苦しみや痛みを感じることである。
    • 他人との比較や競争にさらされることである。
    • 環境問題や戦争などのリスクを背負うことである。

生まれることのメリットも当然あり、以下のようなものが挙げられます。

  • 喜びや幸福を経験する機会を得る
  • 愛情や友情を経験する機会を得る
  • 自分の人生を自由に選択する機会を得る

しかし、反出生主義者は、これらのメリットはデメリットに比べて小さなものであると主張します。

そのため、反出生主義者はこれらのデメリットを避けるために、人間の誕生を阻止すべきだと主張します。

つまり「メリットより大きいデメリットを未然に防ぐための優しい思想」ということになります。

反出生主義の残酷さ

反出生主義は、苦しみを伴うリスクを負わせることを避けようとする思想です。

そういう意味では、反出生主義は優しい思想であると言えます。

しかし、反出生主義は優しい思想であると同時に、残酷な思想でもあると言えます。

反出生主義の残酷さは、次の3つの観点から考えることができます。

生むことを否定

反出生主義は、苦しみを伴うリスクを負わせることを避けようとする思想です。

しかし、生むことは喜びや幸せをもたらす可能性もあります。

反出生主義は、その可能性を無視して生むことを否定しています。

例えば、愛する人との間に子供を持ちたいと願っている人は、反出生主義によってその夢を奪われることになってしまいます。

存在を否定

すでに存在している人は、苦痛や不幸を経験している可能性があります。

しかし、反出生主義はそのような人たちが生まれるのを未然に防ぎたいという思想なので、その存在を否定するようなものです。

なので、苦痛や不幸を経験している人にとって、反出生主義は自分の存在を否定されているように感じるかも知れません。

人生の可能性を奪う

反出生主義は、新たな命を生み出さないことを主張します。

この主張は人生の可能性を奪うという点で、冷酷な思想であると批判されます。

反出生主義は子供が嫌いではないし、憎んでいる思想でもない

反出生主義は子供を産むことを否定する思想として誤解されがちですが、決して子供が嫌いでも憎んでいる思想でもありません。

むしろ、子供の幸せを願うからこそ、子供を産むことに慎重になる思想なのです。

反出生主義の基本的な考え方は、子供を産むことは、子供にとってのリスクを伴う行為であるということです。

子供は生まれてから死ぬまで、様々な苦しみや不幸に直面する可能性があります。

例えば、病気や事故、貧困、戦争、自然災害などです。

また、子供は親や社会から様々な期待やプレッシャーを受けることになります。

反出生主義者は、子供がこれらのリスクを負わなければならないことを、不幸なことだと考えています。

そのため、子供を産むことを慎重に検討すべきだと主張します。

反出生主義は、子供を産むことを完全に否定する思想ではありません。

子供を産むことを肯定する理由もあるからです。

例えば、子供は親や社会に喜びや幸せをもたらす存在です。

また、子供は世界をより良い場所にするために貢献できる存在です。

反出生主義者は、子供を産むことのリスクとメリットを慎重に比較検討し、個人の判断で決めるべきだと考えています。

Twitterの反出生主義の「優しい」に関する意見やエピソードのまとめ

ここでは、Twitterから引用した反出生主義の「優しい」に関する意見やエピソードをご紹介します。

本当に優しい人は子供は産まないと思う

この方は反出生主義者ではありませんが、「優しい=人の痛みや苦しみがよく分かる、相手の立場が理解できる人」という意味で、優しい人は子供は産まないと思うと言っています。

優しい言い方をしても自分の子供を否定されてる気分になる

これは先ほど解説した「存在を否定」ですね。

誰よりも優しい思想だと思う

反出生主義は「今生きている人がいなくなればいい」と思っているわけではなく、これから苦しみや不幸を経験する可能性がある子供は産まない方がいいという思想ということですね。

人間は滅んだほうが環境に優しいと思う

これは1つ前の意見とは違って、今生きている人も含めて人間はいなくなった方がいい、という主張ですね。

反出生主義と言っても考え方は人それぞれなので、今生きている子供には幸せになって欲しいと思う人も当然います。

反出生主義者は平和主義が多いと思う

「メリットがあってもリスクは全て防ぐ」という思想なので、なるべく穏やかに暮らしたいタイプが多いというのは、なんとなく理解できますね。

まとめ:反出生主義は子供のためを想う優しい思想

反出生主義は優しい思想なのか、それとも冷酷な思想なのか一概に答えることは難しいでしょう。

人生には苦痛や不幸が伴う一方で、喜びや幸せも伴います。

また、苦痛や不幸を経験する可能性のある存在を生み出すことには倫理的な問題がある一方で、喜びや幸せを経験する可能性のある存在を生み出さないことは、その存在の可能性を奪うことでもあります。

反出生主義の優しさと冷酷さを理解した上で、自分なりの答えを探っていく必要があるかと思います。

以上になります。

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